2011年3月17日木曜日

震度6強の被害

災害対策本部やマスコミからの情報によると、負傷者は出たものの、深刻な人的損害はなかった。これは、全国的に驚きをもって迎えられている。
瓦屋根の瓦落下、ブロック塀の破損、食器落下、破損、鏡の破損などは多い。後片付けが大変。行政の現場も混乱する。基本的には、粗大ごみの日や不燃物の日に出すように指導しているが、瓦や塀などは道路に出しておき市の職員が回収するとのこと。
地震保険の支払いについては、罹災証明が必要。写真を撮っておくこと、後日行政側で発行する。建築物の強度が心配な時は、行政に相談窓口がある。

マスコミは半ば被害について失礼な言い方であるが面白半分に報道するし、対策本部にくだらないことで電話をかけてくる。正直、業務妨害だろう。被害がないからといって落ちてきた石の大きさをしつこく聞く。地割れの長さを聞く。そんなもんマスコミの人間が行って測ってこい。東北の被災地と違って立ち入りはできるんだから。ヘリを飛ばすよりもずっと安いし。民地なら、お茶も飲めるかも。ほかの地方とは違って緑茶で持てなしてくれる…。

マスコミの人間は頭よさそうに見えて理解力に欠けるきらいがあると常々思う。
夜中に『被害があるだろう』と思い込み低高度でヘリを飛ばし、睡眠や広報の邪魔をするし。被害にあわれた方に対する情報の提供、特に生活を回復するための事務的な情報を報道するように強く求める。マスコミも一般市民と同じ意識=常識を持っていただきたい。取材のためなら何をしてもよい、ということではないんですよ。
今回の被害の中の一つは、マスコミが非常識な取材攻勢をかけたことにより市民や市の担当者の気分が悪くなったことだな。是非このことを記事にしてくれ。

しかも『市内何本も電柱が倒れている』とか『○○ホテルが火事!』とか検証もせずにガセを全国の電波に乗せちゃうし。

静岡の家屋の建築強度係数は1.25である。これはほかの地方の強度よりも25%上乗せをしている、ということになる。静岡地震の時もそうだったが、震度6強を記録してもたまたま揺れの時間が短いので被害が少ない、ということも言える。
家具は固定され、逆にずぼらな私の家では背の高い家具を処分してしまった。役所の職員も動員体制がかかるほどの揺れであれば、自動的に避難所に行くように常に訓練され、役所でも10分で災害対策本部が立ち上がる。でも、一番機能しているのは、市民や消防団を中心とした自主防災組織。こういった意識の高さが倒壊0、死者0の結果につながっている。と思う。こういったことをぜひ全国の電波に乗せてもらいたい。総合的な対策を持って被害を未然に防ぐ体制。明らかにほかの地方とは違うわけだから。
そしてみんな地震が来れば、『本番だ!』っと出張る意識があります。決して受け身ではないんですね。

最後に静岡の地震では笑えるネタを。
http://ninja.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1300225236/

静岡県民は常に地震に立ち向かっています。地震対策だけではないけど、俺は静岡という土地柄を誇りに思う。だから東京から戻ってきたんだな。

0 件のコメント:

コメントを投稿