2013年12月15日日曜日

目覚ましCDラジカセCFD-E501

CDラジカセの類はまったく安くなった。
当方、大学二年の時にビクターCDダブルラジカセを37,800円(しかも石丸電気で800円頼んで切り捨ててもらった覚えがあるが…)で買い、就職してから8万円でPanasonicコンポ、その後にONKYOコンポを買ったが、なかなかそのVictorのCDラジカセもよく働いてくれたし、なかなかいい音だったな…。まあ、それに至るまでも、いろいろ使ってはいたのだが。

で、最近当方の使用しているソニー製目覚ましラジオのコントローラ部分(ボタン)が調子悪くなってきていたので(実に結婚が決まっていた嫁に買わせて以来21年も使用していたもの。当時PLLシンセサイザーチューナなど私にとっては夢だったが)、嫁と一緒にノジマに行ったついでにラジカセを見てたら、なんと嫁がほしくなってしまったようで衝動買いをしてしまった。
とはいっても、普通のCDラジカセではない。ちょっと大きくてそれなりに低音が聞き取れるくらいの音質をもち(でも高音質は求めていない)、目覚ましがついている、という条件である。
昔、SONYに吸収される前のAIWAの最後の設計でCSD-EL201という機械があったが、その後継機にあたるCFD-E501の音を聴いて気に入ってしまった(ソニーのかたい音というより、比較的柔らかい音がする。また、筐体自身が後方に向けたバスレフ構造なので、低音が思いの外出るのだろう)ので、多少インターネット価格より2,000円も高かったが、まあいいだろうということで、家に持って帰った。
家で聴いてみると、試聴したとおり、メリハリのある低音は何とか、また、FMもAMの感度も案外いいだろう、というところである。室内で聴き取れない地元コミュニティFMの電波もステレオで拾っている。ただ、ノイズは乗るが。
当製品、SONYブランドになってから、ラジカセでもただ聴けるだけ、ただ、録るだけの安価なコンポを指向したようで、内蔵マイクが省略されたようだ。これはいらない、といっても私にとっては閉口気味。娘はなにか踊りながら録りたかったようだ。その上、インターフェースもそもそもMICやLINEINとかOUTとかもない。これのみで満足しなければいけないマシンである。
まあ、目覚ましに使うものだから音響機器としては期待してはいけないのだが。スリープ機能と、留守録機能も便利だろう。ただ、近年の媒体はSDメモリになってきているので、やはり子供や中高年で機械好きの人を対象とする機器ということなんだろうか。とりあえず小学校の娘は操作しやすく至極気に入っているようだ。

嫁のCDマシンに化けそうな予感。