2011年7月11日月曜日

自治体 FS-HP-G300N

わが社が展開した、フリースポットの製品である。しかし、解析していくにつれちょっと困ったことが出てきた。
自治体としては、公益のため、という目的であればどうにか仕事はできるのだが、このFS-HP-G300Nという製品は、『wifi square』と『FON_FREE_INTERNET』のSSIDがあることが発覚した。
これはいずれも『利益的』な事業である。これらを製品として包含させるのは商品企画としてどうかな、とはバッファロー社に申し上げた。しかも、フリースポットのアクセスタイムコントロールがこれらには効かないらしい。SSIDを無効にもできない。要するにこの二社にはわが社のインフラを勝手に使われるということになる。
当然、自治体としては規約等を定めてフリースポットを提供するが、この二つのIDを規約に定めて提供するのはやはり特定の二者の片棒を担ぐことになりあまり好ましいことではない。じゃあ、どうするか。私のなかでは無視することに決めている。
なにか、問題があれば何ら契約行為がなく、またSSIDを止められない、という注意事項もHP上に記載がないし、※本機能は自動的に動作するため、オーナー側での設定変更はできません、と書かれている。これでは機能自体は止められるが、設定の変更はできない、ぐらいに思っていた。これは私の過失ではない。もし問題があれば損害賠償請求である(これは本気ではないけれども)。勝手に電波を出しやがって。
『他事業者のWi-Fi…も提供できる』じゃねえだろ。『他事業者のWi-Fi…も強制的に提供』じゃねえか。

また『FON_FREE_INTERNET』のある製品とない製品がある。これは不思議である。できれば、『FON_FREE_INTERNET』のない製品に変えてもらいたいものだ。おれはソフトバンクの展開するFONルーターと友達になりたくはない。

今一番困っているのは、is01での表示が遅く下手をすればタイムアウトになるという不具合がこの機種ではあることだ。WM6でもそのような傾向にある。バッファローのサポートにも連絡をとっているがこの障害、時々なおってしまうので正直つかみにくい。

FS-G300Nではこのような問題はなかったが、逆に『ポップアップコントロール』(最初のアクセス時にオーナーの指定するページにジャンプする機能)が搭載されていなかった。

バッファローさん、なんか商品企画ふざけていませんかね。『FS-G54』の機能でメール認証のサービスを提供してくれるだけでいいのに。変なこと考えすぎ。

FS-G54はOP25B化により、使えなくなってしまった。プロバイダを変更したら今度はSMTP Auth のメールサービスが提供されていたので大変困った覚えがある。FS-G54はSMTP Auth の設定ができない。そのときはWAN側にメールサーバを置いて、そのメールサーバにAuthを被せる役割をさせてプロバイダに静的配送をかけたな。会心の作品(o⌒∇⌒o)。しかし、この機械、満足に使わないまま何年か経過して、使い始めたら一週間に何度も再起動しなければならないような安定性が悪すぎる機械だった。いまだ、まともなフリースポットはない、ということか。

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