2014年5月6日火曜日

SO-03D rootとテザリングとセルスタンバイ

とりあえず昨日買ってきたSO-03Dであるが、テザリングができないとメインのスマホに移行できない、っていうことでやってみた。

買ってきた時のAndroidのバージョンは2.3.7だったんだけど、そのままroot化は難しい感じ…。そこで、PCを使用し『Sony PC Companion 2.1』でアップデートをした。Androidバージョンは『4.0.4』、ビルド番号は、『6.1.F.0.123』に上がった。
次に、PCにJAVAを入れる。『jdk-7u55-windows-i586』を入れてから、『adt-bundle-windows-x86-20140321』をCドライブで解凍し、『SDK Manager』を起動する。特に入れなきゃいけないのは、『Google USB Driver』である、らしい。一部のブログではこのあたり順番が違うような気がするが、JAVAを入れないと、SDK Managerが起動しなくて悩む。
さて、ここまできたら、ADBに対するパスを通す。
rootkitXperia_20131207.zipを解凍し、『install.bat』を一気にかける。

さて、ここまできたら、rootになっている。再起動した後にいろいろとエラーが出るがまあ気にしない。

Xperiaのテザリングは、F-12Cのようにツールによって実現するのではなく、OSのもともと持っている機能を復活させることになる。ツールも試みてみたが、うまくいかない。
ESファイルエクスプローラーをインストする。rootエクスプローラーで/systemに書き込み権限を許可することを忘れずに。
面倒くさいので、ESファイルエクスプローラーで
『/system/etc/customization/settings/com/android/settings/custom_settings.xml』を呼び出し、そのまま編集する。

  • tether_dun_required を0にする
  • tether_dun_apn の行を削除する。
  • <setting key=”invisible_apn_required” runtime=”false”>true</setting> trueをfalseに変更
    <setting key=”invisible_tether_apn_required” runtime=”false”>true</setting> trueをfalseに変更
  • そしたら保管して、つぎに、
    『/system/build.prop』を呼び出して、ro.camera.sound.forcedの値を1から0に変更すると、カメラのシャッター音が消せるようになる。

    今回は買ったばかりだったのでdb編集はせず、初期化を選んで再設定をしてみた。で、APNの設定をした後、テザリングをONにしてみたら…できた。

    さて次にセルスタンバイの防止設定。
    これ単純なのに結構悩んだ。『de.robv.android.xposed.installer_v29_665be7.apk』を入れようとしても、『セグメントエラー』が発生して『フレームワーク』が入れられない。そこで、『XposedInstaller-2.5.1-gb.apk』を入れてみたところ、やっと動作可となった。で、『DocomoSimPatcher20130726.zip』をDocomoSimPatcher20130726.apkに書き換えて端末側で実行し、その後で、Xposedでモジュールの組み込みを行ったところ、あれ~けっこうこれいいんじゃない?!ということになっていま味わっているところである。
    DocomoSimPatcher適用後の電池使用時間。冒頭は端末を使っていたため、減り方が激しいが、完全に待機状態にすると3-4日は持ちそうな…。これからLineと050Plusを入れるんだが、どれだけ消費するのか…。メールはOSについてるGmailにするよ今回は。

    2014年5月5日月曜日

    SO-03D買ってみた…

    いまさら感は否めないが、近所の中古屋でSO-03Dが10,800円(税込)で売られていたので買ってみた。中古とはなっているもののどう見ても付属品及び箱付きの『新品』(見たところ保護フィルムとmicroSDが欠品)となっていたものの、非常にきれいな一品である。
    確か、最近までこの中古屋では保護フィルムがついたままで18,000円ほどで売られていたと記憶していたので、税率はアップしたもののこれだけ値引かれれば、買い、と判断した。
    中古品を探してもAmazonや楽天でさえ16,800円くらいだろう。随分と儲かった気がした。
    当方、2年に一回のゴールデンウィークは、スマホを買い換えることにしている。しかも安い値段で。F-12Cを買い換えたのは、2年前だったな〜と思いつつ、また、嫁のXperiaに入れたSIMが、嫁がdocomoのiPhoneを買ってしまった(それでも今回は月額2,835円の支払いで済んでいるが)ので余っており、こいつをとりあえず多種の実験に使おうと思い、ひとつdocomoの端末が欲しかった。
    ただ、なんとなく、ではあるが、rootの取得は難しい感じがする。面倒くさいというか…。F-12Cもなんとなくroot化してしまい、テザリングOKとしてしまったが、いつやろう。これ。当方、メールとインターネットが見られればほかのものはあまり使わない。電車の中でも、F-12Cをテザリング(もしくはUSBテザリング)してPCかLifetoouch Noteでネットをやっているので、実際F-12Cで十分なのだが。APN切り替えツールもSO-03Dはあまり動かないらしいし。

    といっても、驚いた。F-12Cは時たますっげえ遅くなったり、遅くなりすぎて『自主的再起動』の憂き目(root化してプリインストールアプリをごっそり削除したら速くなった…)に合うのだが、SO-03Dはそんな事はなさそう。非常に動きがスムーズである。また、ワンセグとFMラジオが入っているのは電車通勤者には大変ありがたい。マットブラックな質感も◎。
    多分半年後は今のauガラケーをやめて、IIJの音声通話付きSIMを突っ込んでるかな。

    2014年5月3日土曜日

    自治体の総合窓口化について(批判的考察)

    まず、総合窓口の現状を説明する。
    総合窓口とは、従来の市民課(住民基本台帳業務)を中心とする業務を拡大させたものをいう。
    住民基本台帳業務は、主に異動業務と証明業務の2つに大別されるが、それぞれに総合窓口のエッセンスを加えることができる。
    1 住民異動業務 … 従来の異動業務に加え、国民健康保険、高齢受給者証、国民年金、後期高齢、介護保険といった業務のうち、資格処理、交付を加えたものをいう。
    2 証明発行業務 … 戸籍、住基の証明書発行業務に加え、税各種証明などを加えたものをいう。
    また、総合窓口を支援するために、総合窓口パッケージが販売されている。
    これらは、自治体ワンストップサービスに対し、有効である、とよく言われる。総合窓口への移行については、パッケージが伴うことから電算所管課により主導されることが多く、庁内的に立場の弱い?市民課はそれに従わざるを得ないという構図が実はある。その反面、業務原課は日常の煩雑な業務から解放されることにつながるので、歓迎することなるのは目に見える。

    私は、大学で行政学を専攻した人間である。その立場からいうと自治体総合窓口化については反対である。『何でもやる課』がもてはやされて久しいが、これは一面では『事務分掌』や『行政手続き』を無視することにつながる。それと同様な結末が待ち受けているようにも思える。市民課で各種サービスが住民異動処理に絡んで行われるため、『一般的』なことしか行えず、細かい処理に行き届かない。その結果、給付や税賦課や料金を誤った時に、誰が謝罪するのか、誰が責任をとるのか、不明確と言わざるを得ない。
    それでも総合窓口を実施したとしよう。
    事務分掌は例えば、次のように変更される。
    (1) 市民が満足する窓口サービスを提供するため、戸籍法、住民基本台帳法等に係る届出受理、国民健康保険等に係る資格の取得喪失等に係る受付及び処理、身分関係及び居住関係を公証する戸籍、住民票等に係る証明書の交付並びに埋火葬等の許可を一元的に行うこと。
    (2) 市民の利便性の向上を図るため、住民異動、戸籍異動等に伴い発生する他課の窓口事務のうち、協議により処理することとなつた事務を一元的に行うこと
    とある市の例である。
    先ほども『何でもなる課』を紹介したが、それに似たような…、何でもありな状況になっている。その上、『一元的』『協議により処理』という一文があることから、結局は定め切れていない部分が見受けられる。
    明らかにこれは、法律を学習した職員が起案した文章ではない。事務分掌というものは、行政サービスを前提とするものではなく、まず、侵害行政により市民の権利を違法不当に侵害しないことに重点を置かなければいけない。そのあとに行政サービスを規定すべきだろう。あくまでワンストップだけが念頭にあって、いいことだけを書いている。要は、事務分掌なるものは『列挙』しなければ事務分掌とは言えない。
    また、『手続き』や『細かい適用』『細かい説明』を考えると、最初から業務原課で業務をやることが『行政サービス』の実現であり、それらは裏返すと侵害行政に直結するのであって、前述の通り処理の範囲と責任の所在を事務分掌で定めておく必要がある。
    私の考え方としては、仕事の最初から最後まで面倒を見られることが理想であって、責任の所在が不明確な総合窓口は決して理想ではないことを言わせてほしい。電算機のメーカーが儲かるだけでいいことは特にない。

    2014年3月12日水曜日

    Vine Linux 6.2 + WINE + 一太郎でインライン入力

    前回、一太郎がWINE上で普通に動かす方法(というか、一太郎上で設定してやるだけで普通に動く)を述べたが、日本語入力はMicrosoft Office用に対策されたものであったので、エコー入力(インライン変換)ではなく、システムラインで入力するものであった。
    ちょっとした冒険心でその設定したレジストリを外してみたら、なんと、一太郎がエコー入力で動作するではないか…。
    一応、画面コピーをつけておくことにする。

    上図では入力しはじめの画面

     ここではスペースキーを一回押したあと。変換中の文節がわからない。

     再度、スペースキーを押したあと。変換中の文節は下部の変換画面でわかる。

     「一太郎で」という文節を確定したあと。確定後の文章が行方不明。ただし、入力確定後は問題なし。

    個人の実験マシンなんで、ワープロとしてはなんとか使える、といったレベルか。ただ、仕事でバリバリというのは多少厳しい気がする。

    2014年3月10日月曜日

    Wineで一太郎を使うには…

    今まで気づかなかった…。
    Wineで一太郎は結構セットアップできるものの、使用については、ちょっとイマイチであった。
    頻繁に停止するのである。ただ、↑キーで文頭にカーソルを持っていった時
    に決まって停止するので、キーリピート機能を外してしまえばもしや…と気づいた。

    で、今回は『一太郎Lite2』でやってみた。
    一太郎を起動し、メニューの『ツール』→『オプション』で 、
    『キーの加速』のチェックを外し、『行端でカーソルを停止する』のチェックも外しておく。
    これで、もしかして名文が書けるかも…。

    *実際は『ツール』→『オプション』で『キーの加速』をOFFにするのみでいいらしい…。

    ただ、インライン入力は試していない…。Office 2007も入っているので、
    ------------------------------------------------------------------
    REGEDIT4

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Wine\X11 Driver]
    "InputStyle"="root"
    ------------------------------------------------------------------
    となってしまっている。まあ、文はテキストエディタから流せばいいだけの話ではあるが。

    Vine Linux 6.2 でDVD再生

    これで。
    インターネット上に資料があまりなく、ソースって何…みたいな感じであるが、前回と同様こんな感じでとにかく見られるようになる。ただし、今回はMplayerの動作が…。SMplayerで問題なく見られる。

    [@localhost ~]$ sudo apt-get install self-build-mplayer
    [@localhost ~]$ sudo apt-get install mplayer

    ただし、MPlayerのインストールで、結構時間がかかる。

    2014年2月16日日曜日

    ジャンクのFMV LOOX T70Mを買ってみた。

    ジャンクで3,000円で出ていた、あのFMV LOOX T70Mが欲しくなった。
    なので、ポチッとしてみたのだが、写真で見る限りは、『Operation System not found』になっていたので、
    ① もしかしたらハードディスクが初期化されているかも。(一番の希望的観測)
    ② もしかしたらハードディスクがとられているかも。(まだまだいける)
    ③もしかしたらケーブル、コネクタ、IDEコントローラーが故障しているかも。(対応不可)
    と考え、ほとんどが①もしくは②の事例である、と考えていた。

    到着したマシンは、思いのほかきれいである。操作部分、たとえば、キーボードやタッチパッド部分は正直これまで入手したLOOXと比べればきれいである。てかりもない。これはいいみっけものをしたな、とうきうきしながら全体をアルコール消毒した。
    で、電源投入し、『Operation System not found』を確認したので、ハードディスクをT50Rから移植し、これでどうだっという気持ちで電源ON。あれ、ハードディスクを認識してないな。おかしい、いろんなことをやってみたが、なぜか起動しない。
    経験上、富士通の基盤で『ハードディスクコントローラー』が故障することなどなかった。そのないことが今私の目の前で起こっている。どうやってこいつを修理できるんだ…。そんな技術力は持ち合わせていないぞ。

    しょうがない。T50RとT70Mはほとんど同一基盤である。T50Rから基盤を取り出し、CPUをT70Mからくっつければそれはそれで70Mじゃないのか。
    ということで、分解してみることにした。
    しかし、LOOXはツメの部分が弱く、分解を始めたとたん、3カ所の全面部分のツメをすべて折ってしまった。俺の根性ではLOOXの解体は無理らしい。二時間ほど格闘してあきらめた。
    まあ、折ってしまったツメの近くにはねじがあるので、そんなに気にする必要もないが、そもそも小心者であきらめきれないところがある。
    そもそも前所有者はハードディスクが認識されなくなったので、この機械を処分したのだろう。俺は嫁に謝った。家計に損害を与えて申し訳ない、と。ただ、ACアダプタ、DVDマルチドライブ、バッテリ(ジャンクの割には5時間持つらしい)だけでも一万円弱ぐらいだろう、という言い訳をした。

    保守部品用として押し入れにつっこんでしまう前に、もう一回、ハードディスクをつけてみようと思いやってみた。深夜のことである。今度はエアのスプレーでコネクタ内部を吹いてみることにした。
    で、やってみた。あれ、なんかほこりの固まりが出てきたぞ。じゃあ、ハードディスクを付けたら?。

    あれ、認識した…。

    ということで、月曜日から私のモバイルマシンとして、こいつを使うことになった。T50Rの白い塗装よりもT70Mのツヤ塗装の方が高級感があるし。

    ああ、ツメが…。ひたすら残念・・・。