2012年3月26日月曜日

DELL Inspiron 15 XP化 … 珍しく敗北…。

娘の高校入学祝いに、いや、行きたかった私立高校をやめさせた補償として、DELL Inspiron 15を買わされた、というか親父の趣味でまた、挑戦したというか…。
今まで気づかなかったが、XPもそろそろうち止めというか、もうXPのドライバも提供されていないんだな…。娘は絵をやるのでXPがいいって言うし。で、受難の記録である。
さて、昨日届いたんであるが、それから娘は一通りWin7を立ち上げ、さらにDELLのユーティリティで『バックアップディスク』を作成した。これは、システムを根底からいじくる人間には必要なことである。システムコマンダーなんかを使うと、あっという間にリカバリ領域さえも使用不可能になってしまうからだ。
次に、SystemCommanderをインストールし、再起動して、システムコマンダーのパーティション操作ツールでリカバリ領域及びWin7の領域を非表示にした上で、Windows XP SLP版をインストールした。当然ながら、うまくいかない。BIOSでACHI→ATAに変えなきゃいけないんだな。F6で組み込むのはまた、後日としよう。
で、一通り設定が済んだので、システムコマンダーもしくはパラゴンの一連のツールのようなもので、『非表示』としたものを『表示』とさせてやれば、ふつうはそこでシステムコマンダーの画面にお目にかかれるのではあるが、もう音沙汰がなく、再起動を繰り返すばかり。そうか。DELL D430の時もそうだったのだが、DELLコンはなぜかこのタイミングでMBRからブート領域でさえも見えない領域にさせてしまうんだな。原因は不明。
で、半日悩んだあと、しょうがない…。娘のとったWin7のリカバリディスクで、再度、Win7の領域を元に戻した。しかし、それだけでは立ち上がらない。今回のInspiron 15は2番目の領域にリカバリ領域、3番目の領域にWin7となっており、アクティブなパーティションは2番目であるので、その領域はすでにMBRからは理解不能な領域になっているようだ。仕方ない、3番目の領域から起動できるよう、Win7のセットアップディスクを用いてパーティションブートレコードを修正。で、やっと、Win7が起動できるようになった。
ここまできて、また、WinXPを起動させたら、ようこそ画面のまま停止…。再度インストールを強いられた(この段階ではXPの領域はCドライブとなっているので、最初のインストールの時のように非表示にする必要はない、リカバリ領域も吹き飛ぶ心配はない…)。で、XPから直接Win7の領域に入っている、システムコマンダーのコンソールを直接実行して、ブートメニューを復元させた。
もちろん、システムの切り替え時には今回、ATAとAHCIを行ったりきたりしている。システムコマンダーもディスクのMBRが変になるらしくウイルスがでたなんて騒いでいるが、その都度どうするか対応しないといけない。また、リカバリ領域が吹っ飛んだときのために、パーティションワークスでリカバリ領域のバックアップをとっておいた。
で、XPを立ち上げ、ドライバ組み込み。この分野は元来得意ではあるが、今回はメーカー自体がWinXPのドライバを提供していないので、心してかかったが、結果として、IDT Definition Audio Codecであえなく敗北。このデバイスは実は評判が悪く、変なことをするときにはなるべく使用は避けた方がいいんじゃないかな。某メーカー製PCでもボリュームの調整ができないマシンが仕上がったりしたからね。SigmaTelの頃だけれども。今回は、どうもほかにも調整不足のところがあって、その不足なところをDefinition Audio Codecが引きずったようなかたちなのかな。徹夜して、翌日の昼間にあきらめた…。

XPにしたかった原因というのは、絵のツールがWin7ではちょっと不安と言うことから…。また、使っているデバイスは当然WACOMなので、Win7でドライバを組み込んだときに筆圧感知等が不安…。ただ、不具合というのは、なんとか使えそうな不具合だったので、とりあえずOK。また、WACOMのドライバはふつうに組み込むとうまくいかないが、解凍されたフォルダに直接入り、実行ファイルを無理矢理実行すればドライバを組み込めるようだ。

なんとか、Windows 7でも娘の合格点はもらえそうだ。

異動になるのに…。

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