2012年6月21日木曜日

造反の票読み

本日、民主党内で『懇親会』なるものが開かれ、また紛糾したそうである。当初、明日(21日)の採決予定だったが、どうもこの日程では採決は無理ってなわけで、22日以降にずれ込む、とのことである。
さて、こいつの造反票であるが、民主党内もあきらめ気味らしい。60票を超えるかも、ということであるが、これで造反処分となると確実に過半数割れとなってしまうそうだ。

この事実をもって、今後の国会運営を予測してみた。
1. 消費増税法案採決をあきらめる。→ 不信任案は否決。
2. 明後日以降、採決して参議院に送られるが、小沢派造反により、民主党分裂。その後の法案審議、採決もたち行かなくなり、参議院で消費増税は廃案。内閣総辞職もしくは衆院解散。
3. 明後日以降、採決しようとするが、しびれを切らした自民党に不信任案を提出される。小沢派の造反により、成立、内閣総辞職もしくは衆院解散。
4. 明後日以降、採決しようとするが、法案に対し死ぬ気で対応している小沢系議員に絶妙なタイミングで不信任案を提出される。野党と小沢派の賛成多数により、内閣総辞職もしくは衆院解散。
5. 明後日以降、採決して参議院に送られるが、小沢派造反により、民主党分裂。参議院で消費増税までは成立するが、その他の法案審議、採決は一切なされず、内閣総辞職もしくは衆院解散。

素人的に考えると、このくらいか。消費増税を通すことは民主党にとって痛手が大きいんだろうな。将棋で言えば、すでに詰んでるじゃあないか。もう政権自体、長くない。自民党もうまくやったな。さすがである。
小沢派の方々には、分裂覚悟でとことんかき混ぜてもらいたい。

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さて、消費税率と自殺率が関連するみたい、と、このブログの冒頭に書いたのだが(2010年8月29日日曜日 『消費税と失業率の奇妙な関連 』)、そもそもこの説はそれよりも1年以上も前に『Just BLOG』上で発表させていただいたものである。昨日調べてたら当時はそんなこというやつはいなかったので、いろいろ調べて書かせていただいたのだが、現在は結構この切り口がずいぶん多くなった。みんな俺の学説パクリやがって、と一瞬思ったが、もっと調べてみたら橋本元総理は気づいてたみたいね。ただ、多くなる傾向はあるものの、立証できる科学的な論文がなく未だに認められていない学説であることは確かである。ま、みんなに認められる学説を披露できるなら、公務員なんてやっちゃあいないけれども…。

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