2012年1月1日日曜日

Vine Linux 6 設定

昔は、DOSとかWindows3.1とかいじっていてよく暇を潰していた。まあ、それ自体が夢のある時代だったとも言える。
UNIX系のOSがフリーとして公開されたのは、私が知りうる限りは93年頃か。当時はPC-98が私の知りうる唯一のPCであったので、PC-98にWindows3.1と一緒にマルチブートでFreeBSD/98をインストールしてよく潰していた…。まあ、今のように家族もパソコンべったり、というわけではなかったので誰にも文句は言われなかった。どのように使い、どのように構築するか。それを思い描いて何回も挑戦するのだった。
しかし、現在のようになんでも簡単になってくると、プログラム開発、といった意味では、まったく夢がない。環境構築のみが楽しみである。とくに、サーバーの構築は面白い。一人前の環境を創り上げたあとにやはり潰さないと気が済まないのではあるが…。正直、本番系の業務には向かない性格(笑)。

さて、某社でDELL Latitude D430の中古が出ていたので買ってみたのではあるが、それからというもの、Windows 7とXPの環境構築で勤しんでいた。XPの領域などはDELL謹製のSysprep付きである。さらに、Sysprepを通過すれば、クラックだらけの世界が待っている。ただ、普段の業務ではそんなものは当然使わないつもりであり、それをするのが楽しいだけである。そう。そんなことができてもなにも人生に得をすることはないのはわかっている。しかし、やりたいのである。
しかし、業務ではそんなものは使えない。でも、最悪、普通に業務で使える部分は確保しておかなきゃならない。仕事場では当然個人の趣味マシンなどは使用できない決まりだが、例えばこのように電車の中とか自宅とかで文筆業に精を出す可能性は否定できない。

そうか。俺は、もともとBSD使いである。Linuxであれば業務に使えるのではないか。また、電車の中でインターネットも使える…。

ということで、久々にCentOSとDebianをインストールしてみたが、あまりしっくり行かなかったので、Vine 6を続けてやってみたら、これがD430ではドンピシャであった。
そこで、インストール後、やったことを次のために記録しておく。

まずはOSのアップデートから。私の環境ではGUIが不調だったので、コマンドで実行。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
次に、見てくれの研究。
http://gnome-look.org/に行って、147309-meopard-theme-v35g.tar.gz、Mac4Lin-Themes.tar.gz、Meopardicons.tar.gz、Munics-iconset.tar.gzをダウンロードして、『外観の設定』からインストールする。あとは、外観を適当に切り貼りして構築するイメージ。
ただ、Murrineがないって怒られるので、『Synapticパッケージマネージャ』を使用し、インストールしておく(ここがわからなかった。Murrineがなんだかもわかっていないのではあるが)。
MacOSに似た壁紙(Aurora)をgoogleで適当に探して、本体内に置いておく。
VineについてるSylpheedが好きなのだが、スパムフィルタのデータベースがインストールされていないので、$ apt-get install bogofilter kakasiで入れておく。
MacOSXに似せるには、Dockが必要だが、これはgnomeのパッケージに『docky』というのがあったので、『アプリケーションの追加と削除』から適当にインストールして適当に設定。Flashもadobe readerもLibreOfficeも同様に。StarSuite9はVine6では動作不良…。EIOfficeも持っているが試してない。
新しいVineはGUI上でのrootのログインができない。ubuntuのまねしやがって。余分なセキュリティ機能は死んでもらおう、ということで。
$ sudo gedit /etc/pam.d/gdm
で、
#auth required pam_succeed_if.so user != root quiet
さて、今度のVineはSCIMの延長線上にあるIBus-Mozcの日本語入力が搭載されている。変換能力はATOKと比べればいまいちであるが、なかなか気持ちいい変換を提供してくれている。今度のVineは日常で使えそうだ。

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