2011年2月19日土曜日

消費税上げ必要…経済3団体と連合

政府は消費税上げに対し世論を背景にしようとしている。重ねて言うが税収が足りないから、消費税を上げる、ということであれば、実は本末転倒の理論である。消費税を上げた分、消費性向は減少し在庫は増え所得は減るのである。この記事では、経済三団体と連合が賛成したようであるが経済学的な観点はまったくなく、付け焼刃的な政策である。
それに、増税論議を経済団体や労組とやること自体支離滅裂である。消費税は産業界のみならず市場経済メカニズムを疲弊させる。かえって産業界が反対する法人税の増税では消費に影響を与えない。高い消費性向の中で最後に所得税、法人税をとるので。このことに産業界は気づかないのか。

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