Vine Linux 6.1 にEPSONプリンタを組み込んでみた
前回、失敗したエプソンプリンタのドライバ組み込みであるが、下記の通り成功したので、書き留めることにした。
Vineは人気のあるパッケージでその分悩める諸氏がいると思われるので、ご参考までに情報提供。
現象としては、http://avasys.jp/product/linux_driver/lsb/epson-inkjet/escp/からダウンロードしたrpmパッケージが、『認証エラー』となり組みことができない、というもの。
認証エラーだったので、対応策を講ずることがなかなか難しかったが、得意なrootで(笑)ターミナルから組み込みをやってみたところ、一発で原因がわかった。
下記はrootで実行している。ユーザからやるんじゃsuでコマンド投入が必要かと。
[root@localhost ~]# rpm -ivh epson-inkjet-printer-ep-803a-903f-series-1.0.1-1lsb3.2.i486.rpm
警告: epson-inkjet-printer-ep-803a-903f-series-1.0.1-1lsb3.2.i486.rpm: ヘッダ V3 DSA/SHA1 Signature, key ID 8aa65d56: NOKEY
エラー: 依存性の欠如:
lsb >= 3.2 は epson-inkjet-printer-ep-803a-903f-series-1.0.1-1lsb3.2.i486 に必要とされています
要するに、LSBがドライバの求めるバージョンと異なる、もしくはさらさら組み込まれていない、ということらしい。でも、どうするか。LSBなんてもの、BSDとLinuxを20年やってても、聞いたことがない。Single Side Band(SSB) ね。キャリアを抜いて、左側だけのやつ(笑)。
ただ、avasysのHPにはそんなことが書かれている。実力不足で理解不能だけど。
ダメ元で、下記のコマンド投入。
[root@localhost ~]# apt-get install lsb
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
以下の追加パッケージがインストールされます:
pax qt
以下のパッケージが新たにインストールされます:
lsb pax qt
アップグレード: 0 個, 新規インストール: 3 個, 削除: 0 個, 保留: 0 個
6211kB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に 18.6MB のディスク容量が追加消費されます。
続行しますか? [Y/n]Y
取得:1 http://updates.vinelinux.org 6/i386/plus pax 3.4-1vl5 [69.0kB]
取得:2 http://updates.vinelinux.org 6/i386/main qt 3.3.8-14vl6 [6116kB]
取得:3 http://updates.vinelinux.org 6/i386/plus lsb 4.0-1vl6 [26.1kB]
6211kB を 19s 秒で取得しました (322kB/s)
変更を適用しています...
準備中 ############################## [100%]
更新/インストール中
pax-3.4-1vl5.i386 ############################## [100%]
qt-3.3.8-14vl6.i686 ############################## [100%]
lsb-4.0-1vl6.i686 ############################## [100%]
完了
なんと、当てずっぽでも案外正解。もしかしてこれは…。
次に、実際のドライバファイル(rpm)を組み込む。
[root@localhost ~]# rpm -ivh epson-inkjet-printer-ep-803a-903f-series-1.0.1-1lsb3.2.i486.rpm
警告: epson-inkjet-printer-ep-803a-903f-series-1.0.1-1lsb3.2.i486.rpm: ヘッダ V3 DSA/SHA1 Signature, key ID 8aa65d56: NOKEY
準備中... ########################################### [100%]
1:epson-inkjet-printer-ep########################################### [100%]
あらあら、行けちゃった…。
自宅機は無線LAN機なので、あとは、メニューバーの、
システム→システム管理→印刷、から『追加』を選んで、『LPD/LPRホストまたはプリンタ』を選択、ホスト名はIPアドレスもしくはホスト名を打ち込み、検出ボタンを押しちまえば、すべてがうまく行く…はず。若干のエラーはあるけれども(笑)。
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