2012年10月9日火曜日

ソフトバンクとauの二人の社長の言質

ソフトバンクはイー・モバイルの買収を発表した。緊急記者会見の要旨は、
http://japanese.engadget.com/2012/10/01/sb
に載っかっている。非常に煽動的である。
反面、KDDI社長は、
http://www.asobuoiphone.com/archives/4220603.html
に登場して、技術的な側面を非常にわかりやすく解説してくれている。

孫さんは、どちらかというと数で勝負なんだが、田中社長は質で勝負している、という感じか。
『契約者数業界2位へ』って言ったって、実はデータ通信用端末が多いイーモバを合算するとなると、
『SoftBank(3,014万) + WILLCOM(477万) + EMOBILE(420万) = 3,911万』であり、一方、KDDI陣営は『KDDI(3,589万) + UQ WiMAX(345万) = 3,934万』で、わずかにKDDIがリードしている。どこをどう見れば2位なのか、やはりソフトバンクは自分にとって都合の良い数字を持ち出して計算し、客観的資料のように見せかけるのが得意、と言わざるを得ない。
現在のKDDI社長はUQの前社長であり、それを知っての挑発をあえてしたのか…。

さて、TU-KAの復活を先日願ったのだが、案外アクセス数が多いのは、やはり私と同じような願いを持つ人が多いのか。普通、今の時代、『Tu-Ka』で検索はしないよな。田中社長にお願いしてみるか…。それとも経営のカリスマでありKDDIやセルラーグループの大株主稲盛先生の次のテーマにしてもらおうか…。まだ終わってないが、日航の復活劇は見事。日本のスティーブジョブズと言っても良い。ルックスはかなり違うし、プレゼンで売り込んだりもしないけれども。

一年前、孫さん、京セラに出資してもらってねえって怒っていたが、KDDIは正直社主と言っても良いくらい、京セラが入り込んでいる。経緯的に見ても、
国際電信電話株式会社と日本高速通信株式会社、第二電電(京セラ、DDIセルラー)、日本移動通信(IDO、TOYOTA)、ツーカー(日産、京セラ、DDI)となっており、孫さん歴史知らないな~と苦笑してしまった。

少なくとも、ツーカーユーザはiPhoneとは無縁である。京セラの簡単ケータイでよい。

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