2012年2月11日土曜日

おんぶ紐着用のすすめ。

今日は幼稚園の学芸会であった。それ自体は、何事もなく終了したのであるが、その後起こった事故について書こうと思う。
もう用はなくなったので、嫁とともに体育館の出口で靴を履き替えていたその瞬間。後方で『ごん!』という鈍い音が。後ろを振り返ってみると、なんと、とある母親のかたが仰向けに倒れており、その後方には1歳くらいの幼児が仰向けに倒れていて、激しく泣き始めた瞬間であった。
体育館であるので、体育館の出口と玄関とは20センチくらいの段差が生じている。どうやらそのお母さんは、その段差を踏み外したか、段差により勢いをつけてしまい思い切り足を踏み外したかのどちらかと思われた。さらに、抱えていた子供をその勢いで手放してしまい。頭を打ったのではないか…。
入り口付近にいた先生が『大丈夫?!』『お子さん、(段差を指さし)ここで頭、打っていたかもしれない…』と語りかけていたものの、その母親の方は後ろを見て呆然としていた。
子供は泣いている状態である。頭を打ったときに瞬間的に泣き始めた場合は、おそらく大丈夫とも言われるが、脳出血により急変する場合は翌日以降に発生する場合も多いので、要注意であろう。ただ、現場の状況からして、母親が頭を打ってしまい脳しんとうの状況だったのかもしれない。

少なくとも、子供を抱えての移動は、軽易にするものではなくおんぶ紐などで固定して移動すべき話である。近頃のお母さん方は車で移動し、また、腕力も向上したので普通にだっこしてひょいっと移動するパターンが多くなっているが、少しの距離でも、特に今回のような幼稚園や学校のような段差があったり、人混みに紛れてしまうような場合は危険なので、おんぶ紐を着用した方がよい。私自身は非常におんぶ紐を多く着用してきたし、三番目の子などは私のおんぶ紐でないと、寝なかったし(笑)。
乳幼児をもつお母さん方に呼びかけたい。屋外では、危険がいっぱいなのでおんぶ紐で大事なお子さんを固定してもらいたい。移動は慎重にしてもらいたい。
子を持つ親として、非常に心を痛める事故であった。

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