2010年12月1日水曜日

新税収論

本日、日本政策投資銀行の藻谷浩介先生のお話を聞く機会に恵まれた。
リーマンショックで、各企業は打撃を受けたが、本当はそんなことはない、日本の貿易は黒字であり、あの中国に対しても黒字だそうだ。また、サムソンがどんなに世界中で液晶テレビを売ったとしても、日本製の部品を使用する限り、日本の黒字は変わらないとのこと。
また、日本の企業は、高齢化を迎え労働力が少ないので、すでにロボットによる生産にシフトしてしまっており、生産力は増加し、競争力も高いのだそうだ。だから、円高になるとのこと。初めて聞いたが、予想はしていた。
先生、マスコミにだまされちゃいけないよみたいなことをおっしゃってました。

俺の理論もそうだよな。これからは消費税の時代じゃない。
ロボットには所得はないから、税金は取れない。とすると、やはり、法人税を高くして、これを社会資本や福祉に投入すべき話である。でも、世の会社はいまでも法人税が高すぎる、消費税からとれ、という意見があるので、ロボットを導入している会社で利潤を持て余して多額の役員報酬にまわしている会社から税金は取るべきなのかな。まあ、これこそ税制改革論議だけど、このからくりに気付いている政治家や官僚はいるのだろうか。

たばこから税金をとるのはやめてくれ…。でも2日に1箱なんで、以前ほど国に貢献はしてないけど。

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