足(ピン)が30本ほど曲がった3.06GHzのCPUを拾ったので、愛機AX4SG-ULに付け替えしてみた。足を伸ばす作業に2時間ほどを費やし、いざマシン解体へ。
【差替前】
2.60GHz (200MHz x13) 800MHz 512KB 69W
【差替後】
3.06GHz (133MHz x23) 533MHz 512KB 81.8W
どちらもHyper-Threading Technologyを搭載しているため、CPUはかたち上2つ見える。
CPU速度は速くなると言っても、従前のものは デュアルチャネルモ-ドでFSB800MHzであった。これが未だに使用できる原因だったりするのだが、内心、そんなには速くならないだろう、という予感がしていた。
当然ながら付け替え後はFSB 533MHzで動作するが、体感上はそんなに遅くなってはいない。むしろ、操作しているときは速くなっていることを実感する。ちなみに、HDBENCHの結果は下記の通り。
【差替前】
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor Dual Pentium4 2592.01MHz[GenuineIntel family F model 2 step 9]
VideoCard RDPDD Chained DD
Resolution 1280x1024 (32Bit color)
Memory 2097,151 KByte
OS Windows NT 6.1 (Build: 7601) Service Pack 1
Date 2014/02/11 10:29
@oem7.inf,%devdesc3%;Symbios 815XS PCI SCSI Adapter; 53C815 Device
HP C1537A L708
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
40944 86443 98043 221336 79795 155948 9
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
5192 3114 2265 135 39705 16138 3153 C:\100MB
【差替後】
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor Dual Pentium4 3057.31MHz[GenuineIntel family F model 2 step 7]
VideoCard RDPDD Chained DD
Resolution 1280x1024 (32Bit color)
Memory 2097,151 KByte
OS Windows NT 6.1 (Build: 7601) Service Pack 1
Date 2014/02/11 14:16
@oem7.inf,%devdesc3%;Symbios 815XS PCI SCSI Adapter; 53C815 Device
HP C1537A L708
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
45253 101951 112882 221797 77362 155215 16
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
2713 4164 3202 151 44271 26528 3484 C:\100MB
平成15年だったか、自作機の中身を入れ替えようと家族を引き連れ、今はなき近所のパソコンショップでMBとCPU、メモリを選んだときに、店員に「この組み合わせおすすめですよ。」と言われ買ったことを思い出した…。Windows7も快適に?動作している。まあ、どちらのCPUを載っけていてもそんなに遜色がないみたいなので、今回はそのまま使ってみよう。さて、あと何年このマザーボード使えるのだろうか。抜群に音がいいというMBではあるけれども。
さて、夕方になって、中古屋を訪ねてみた。
そしたら、また(笑)足の折れた、今度はPentium4 3.0GHz, 800MHz 1MBがジャンク500円であるではないか。こんな時にこういうのは買いだと思って、買ってみた。今までは、『
Northwood』ベースOnlyであったが、自分自身の自作機では『
Prescott』を扱ったことがなかった。
足の曲がりは10本程度、実はもう老眼の年齢ではあるけれども、ド近視でこういった作業はさほど苦労はないもののさすがにこの頃は衰えてきたようだ。それでもソケットには一発で挿入できた。
で起動、とやってみたもののあれ、起動しない。もう一回、投入するぞってやってみたら、BIOSの起動画面が無事に表示された。よし、Windows7でベンチマークだって思ってやってみたら、電源が…。落ちた…。
もう一回、電源投入…、あれ今度はすぐに落ちたぞ。もう一回。あらまただめだ。しょうがない。以前のCPUに換装するかな、と思ってCPUの準備もして開けてみたら…。CPUファンの電源ケーブルが外れっぱなしであった。なんか、外すとき、こういうのよく忘れるんだよな…と思っていたものの見事忘れてしまったらしい。
あと、再起動時にも不具合が発生しているようだが、あとは普通に動いているかな。何よりもメモリ周りが速くなったのはありがたい。
ということでベンチマーク。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor Dual Pentium4 2990.84MHz[GenuineIntel family F model 4 step 1]
VideoCard RDPDD Chained DD
Resolution 1280x1024 (32Bit color)
Memory 2097,151 KByte
OS Windows NT 6.1 (Build: 7601) Service Pack 1
Date 2014/02/11 22:55
@oem7.inf,%devdesc3%;Symbios 815XS PCI SCSI Adapter; 53C815 Device
HP C1537A L708
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
55129 145416 152167 242278 90828 181511 18
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
3558 4599 3911 186 42524 39475 4847 C:\100MB
やっぱりこのCPUでは速くなったものの不具合が…、なんで?、と悩んでみたところ、ただ単純にBIOSが非対応なだけでアップデートすればよいことがわかったので、深夜に探しまくってアップデートしてみた。なんと、私のAX4SG-ULのBIOS Ver.は1.00で、Prescott コアは1.11以上が必要だということである。
今のBIOSってWindows上からダブルクリックするだけでアップデートできるんだな。久々だったので思わずフロッピー用意しちまった(笑)。