https://www.fnn.jp/articles/-/889132
これを読んで思うのが、なぜこんなにも金額が違うのかなあ、ということである。自治体は、こういった補助金を受ける際は、積算した『全体の費用』と国からの『補助対象経費』、その『補助対象経費✕補助の割合』を計算し、全体経費―補助金により、自己負担分を算出する。さらに、自己負担分から『起債分』を算出し、財政部門と折衝する。
この記事によると、総額は298億円、そのうち『136億円』の補助金を見込んだものの、『34億円』の交付にとどまった、とのことである。
原因を『推測』してみたが、以下の2つだろう。
①補助対象経費の計算を誤った。
②補助割合を誤った。
複合的な原因かもしれないが、34億円はちょうど136億円の1/4にあたるので、原因はそのへんにあるのかもしれない。
つまり、静岡県は補助対象経費の1/2として補助金を算出、予算を組んだが、配分は1/8しか受けられなかったの…か?。
あくまで、これウワサではあるが、県下の自治体ではここまで極端ではないけれども、補助対象経費の1/2として見積もったものの、国からの決定は1/4しかなかった、みたいな事件が頻発しているらしい。静岡県は前任者から聞き取りをする、ということらしいが、国に配分ルールを聞いたほうがいいし、場合によっては厳しく折衝するほうが良いのでは、という印象を受けた。もし恣意的な操作がそこにあるなら大問題であるが、補助金の配分が足りないなら合理的な理由である。ただ、1/8というレベルはそうそうあるもんじゃない、と思う。
2025年7月3日木曜日
静岡県立図書館の補助金
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