2016年3月18日金曜日

ショーンKの一件に思う

歳は私に近い。

私のようなJ-WAVEのリスナーとしてはかなり馴染みのある「声」である。ただ、文春により報道された時には正直結びつかなかった。
土曜日の夜は良く近所の温泉に行っている。で、一発目のサウナを完了してうつらうつら大広間でJ-WAVEをよく聞いていた。21時だと小曽根真のジャズの番組をやっていたが、そのあとやっている経済番組MAKE IT 21が拡大してきて、いつの間にか小曽根真とは土曜日に会えなくなってさみしいと思ったもんだ。
拡大してきた経済番組のナビゲーターがショーンKである。恥ずかしながら昔音楽をやっていた私にとって小曽根真の経歴も神様ではあるが、ショーンKも舶来のインテリのように思え、「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得」「経営コンサルタント」と称していた。たぶん、今回の報道で最初に聞いたわけではないと思う。番組内でMBAを自称していた気がする。根拠はないが。J-WAVEもなかなか高学歴な人を見つけてくるなあ、と感心した覚えがある。日本語はネイティブであるけれども彼の英語は外国に電話して訳せるくらい流暢であった。(今Youtubeで確認したらリズムの良い英語だね。ネイティブに聞こえる。ネイティブでないとしたら相当な努力をしていると思う。)
そう言えば彼の学位がテンプル大と言うのは今回初めて知った。と言っても詐称だったわけだが、私はテンプル大って言うとなんだかほろ苦い経験がある。
当時バブルの全盛期で世の中にイケイケな姉ちゃんがいっぱい増殖していた。ある日、友達が「テンプル伊藤に会いに行こう。バイト先の子でテンプル大の子がいてね、手引きしてくれるらしいよ。」と言われた。テンプル伊藤とは当時オールナイターズと言うのがフジテレビにあってそこで出演していた女性である。
「でもさ先方の迷惑も考えないと」と言ってみたが、きれいに押し切られ下落合に行くことになった。私はテレビのない生活をしていたので、その重要性も全く理解していなかったが。
で待ち合わせ場所に向かったらすぐにテンプル伊藤さんと合流。「あーあの人たちね〜」って感じだった。それよりなんか男の取り巻きがすごいぞ。ボディガードかってなくらい。一緒に原宿まで行くかってなことになって、電車の中では離れている(というより避けられていた(笑))ような感じでさぞかし迷惑だったに違いない。
で原宿まで来たら、本人に「今日はありがとう。ここからは別行動にしましょう」と言われこちらも退散した、という一件を思い出した。だって目的がただ見に行くって言うことだけだし、目的不明確すぎるよ。くだらなかった…。多少自尊心も傷ついたし。

ショーンさんの件には全く関係ないけど(笑)。
あちらは日本の学歴ではないので多分現在は俺のほうが…って思いたいところだが、外資系なんぞに就職されたら年収が全然違うなーって思う。まあ複雑。そう、実績あれば学歴は関係ないかな。MBAのハクがついてJ-WAVEに出たんだろうし、そのへんは微妙だけど、芸能界いっぱいやり直せている人いるじゃんね。実績はかなりのものだろう。

余談が多くなってしまったが、10年以上も番組を維持していたわけだから、本人も相当勉強したんだと思う。そもそもリスナーを騙してたわけだから復活できないと見る向きもあるが、歯切れのいい低音でぜひ復活を遂げてもらいたいと思う。








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